長打を打つためには?
学童のうちから長打を狙う必要はない…
うちの子は体が小さいから…
そんな風に諦めないでください!
長打はチームを勝利に導く、大きな要素の1つです。
体格に恵まれずとも、長打を打つために必要な要素を伸ばすことができれば、誰でも可能性は大いに広がります。
今回は長打を打つために必要なノウハウをご紹介します!
2024年7月12日更新
目次 |
長打の要素とは |
長打を打つための練習の目的 |
①強い打球を飛ばせるようになる |
強い打球を打つための練習用品4選 |
②速いスイングを身に付ける |
スイングを速くするための練習用品 |
③飛距離を出すバット軌道を覚える |
バットの軌道を覚えるための練習用品3選 |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
長打の要素とは
長打(2塁打や3塁打、ホームラン)になる要素は1つや2つではありません。
前回のブログでご紹介した【ヒットになる要因】と同じように、いくつかの要素があります(前回の打率を上げるためのブログ記事は → こちら ← )
\長打の要素/
2.スイングスピード
3.打球の角度
4.打球の回転
長打を打つための練習の目的
先ほど記載した4つの要素をどう身に付け、バッティングに活かしていくか?
そのためにはどのような練習をしたらいいのか?
まずは長打の要素ごとにしっかりと練習の目的を考え、理解することが大切です。
要素 1.パワー
練習の目的 → 強い打球を飛ばせるようになる
要素 2.スイングスピード
練習の目的 → 速いスイングを身に付ける
要素 3.打球の角度 4.打球の回転
練習の目的 → ボールがより遠くに飛ぶバット軌道、ボールの捉える位置の再現性を高める
それぞれの目的に合わせた練習方法、そして練習用品は異なります。
①強い打球を飛ばせるようになる
インパクトで最大限力を発揮する感覚が養うために、普段より少し重いバットや重いボールを使用して、インパクト時に負荷をかける練習がオススメです。
ただただ力強く振ればよい。ということではなく、インパクトにいかに最大限力を集約させることができるかが重要です。
室内であればサンドバッグを叩くような練習も効果的です。
井端監督も一押しの練習
強い打球を打つための練習用品4選
長さ84㎝で2kgの重さがあるスチール製のバットです。
腕だけでは振れない重さなので、しっかりと下半身や体幹を使った力強いスイングが身に付きます。
【インパクトパワーボール300g/400g|FIMP-300G/400G】
内部に砂鉄の入った重いく柔らかいボールです。
インパクト力やリストの強化などに役立ち、ボールを強く打ち返す力が身に付きます。
車のタイヤ打ちをした経験のあるお父さんも多いのではないでしょうか?
その練習をヒントにバッティング用のサンドバッグが開発されました。
省スペースで、打つ力&押し込む力を身に付けることができます。
グリップ側の手(下の手)の握る部分が極太になっている木製のバットです。
その形状によって押し手と呼ばれる上の手に力が入りやすく、バッティングのパンチ力が身に付きます。
②速いスイングを身に付ける
スイングに必要なパワーとキレを身に付けるためには、普段より重いバットと軽いバットを振る練習を取り入れることがオススメです。
スイングスピードが速い選手は筋力があると思いがちですが、それだけではありません。
いかに体のキレを良くし、それをスイングに活かすことができるかが、長打を打つうえでは重要です。
スイングスピードが上がると、より手元までボールを呼び込めるのでさまざまなコースや高さ、変化球にも対応できるというメリットもあります。
スイングを速くするための練習用品
軟式ボール専用 実打はトス・ティーのみ 80㎝/400g
超軽量の練習用木製バットです。
トス・ティーであれば軟式ボールを打つこともが可能で、超軽量バットを振ることで「自分はこんなに速い動きができる」と脳を騙し、速いスイングを可能にします。
【一般用スウィングスピードアップバット|FSUB-8454】
硬式ボール可能 実打はトス・ティーのみ 84㎝/540g
芯の直径約4.5㎝と細い形状で、硬式可能でありながら超軽量化を実現した木製バットです。
速いスイングを脳と体に覚えこませるだけでなく、ミート力向上にも繋がります。
③飛距離を出すバット軌道を覚える
ボールのどこを捉えれば、外野の頭を超える角度で打球を飛ばせるのか?
その感覚をつかむためには、上から吊るすタイプのティースタンドを使い、ボールの下半分を狙う練習もオススメです。
また、ボールのどこを打つかという捉える位置以外にも、バットの軌道や手首の角度なども重要です。
部分ごとに分解して感覚を掴みながら練習することが上達へのカギになります。
そして、ティースタンドなどを使用し止まったボールで感覚をつかんだ後に、実際に動くボールで練習し、長打が打てる打撃を体に染みこませましょう。
バットの軌道を覚えるための練習用品3選
ボールを吊るすことで、従来のティースタンドでは出来なかったボールのやや下を打つことができます。
"伸びる打球" を打つために必要な、ボールにバックスピンをかけるためのスイングを習得することができます。
パームアップなどさまざまな打撃理論が溢れる昨今、そのための練習方法や練習用品にも注目が集まっています。
自分自身のバットにも取り付けられるこの商品は、ボールを点で捉えずに線で捉えるスイングも身に付きます。
上の手(押し手)の握る部分が極太になっている木製のバットです。
その形状によってバットをこねづらくする効果があります。
バットをこねる(早く手首を返してしまう)とゴロや凡打が増えてしまいますので、スイング矯正に最適です。
まとめ
野球には当てるのがうまい、パワーがある、守備は誰にも負けない、などそれぞれ得意な部分を持った選手が集まることでチーム力が上がります。
そしてその中でも長打を打てる能力のある選手は非常に魅力的ですし、得点に絡み、チームの勝利に貢献する可能性がぐっと上がります。
自分は子は長打を打てる選手ではない、と決めず、長打を打てるように練習を行っていきましょう!
その際には、ただやみくもにバットを振るのではなく、今回解説した3つのポイントを参考にしてみてください。
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オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
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